MADAGASCARA
Photo Garelly
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マダガスカル共和国 フォトギャラリー
2001
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第4章
第5章
最後に
〜 第2章 〜
マダガスカル最西端の町ムルンダバ
/バオバブ街道
(インド洋と潤おう町)
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バオバブ街道。そこは観光名所となっている。多くの外国人観光客が訪れ、カメラ片手に歩き回る。僕のその1人だったわけだが、運の悪い事に日本人の大学生観光ツアー客に出くわしてしまった。「まさか、、、」そう思った。彼等は団体で30人程度。大きな声で騒ぎ回りバオバブの木など見ていない。見ているのは気になる女の事や話す内容は帰ってから合コンしようといった内容で、余りの事に呆然とした。と、その中の1人が話し掛けてきた。「日本人の方ですよね?」「はい」「きゃー!こんな所で会うなんて運命的だと思いません?すごーい」「確かに凄いバッドラックですね」「え?」今になって思えば悪かったがそのままそこを離れた。ただ時間の過ぎるのを待った。やがて団体も去り、近くに居たラスタスタイルのレゲエ男としばしあれこれと話す。彼は言った。「ここは俺達にとっては大切な場所だ。
最近観光客が多くなりマナーが悪くて気分が悪い。とくに白人と中国人さ。平気でゴミは置いて行くしきーきーいいやがる。けどお前は違うな?さっきからなにをそんなに静かに待っているんだ?」「時間が過ぎるのを待ってる。夕日が落ちるのを。綺麗だろうな夕日が当ったバオバブは。」「そりゃすげーさ!俺は毎日ここに居て見てるが、そりゃぶっとんだ絵だ。日が傾き深紅に染まると、バオバブはその姿を変えるんだ。地面から空へまるで地球から刺が生えてるみたいに見えるさ」「ふぅ〜ん。あんたはそう感じたのか。地球の刺か。面白いな。俺は何が見えるだろう。それを見に地球の反対側から飛んで来たんだよ。ここには今日しかいられない。だから待ってるんだ逃したくない最高の瞬間を」
そんな事を話しながらやがて夕刻になる。見えた絵は彼の言った通り姿を変えた童話の世界の様な絵だった。 次から次へと空の色が変り日が沈むまでの30分はただ棒立ちになっていた。又もう一度戻りたいたいかと聞かれたら、不思議とそうは思わないかもしれない。それはあそこで感じたリアルな感覚に答えがある。少なくとも元気をもらえる場所では無かった。バオバブ街道。果たして50年後に残されているだろうか。
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